2000年06月21日
化学工業、地球温暖化防止に高い目標
エネルギー原単位90年の90%に、設備統合など図る
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 21日に開催された産構審など4審議会の合同政策小委員会では、主要産業ごとに地球温暖化防止対策への取り組み状況が報告された。この中で化学工業の取組みの概要について、次の通り報告が行われた。
 ◇業界の自主行動計画における目標◇
 2010年までにエネルギー原単位を1990年の90%にするよう努力。
(1)目標を達成するために既に実施した対策
 a製造工程における圧力、温度、流量等の条件変更やプラント運転の統合等による運転方法の改善
 b機器性能改善、高効率設備の設置等による設備機器効率の改善
 c排出温冷熱利用等による排出エネルギーの回収
(2)今後、実施予定のある対策
 a機器性能改善、高効率生産設備等の設置による設備・機器効率の改善
 b製造工程における圧力、温度、流量等の条件変更やプラント運転の統合等による運転方法の改善
 c排出温冷熱利用等による排出エネルギーの回収
(3)昨年の分科会での指摘事項に対する対応状況
 海外での環境保全活動の情報を収集するようにとの指摘に対し、最近実施したもの3件及び計画中のもの3件。まだ詳細が明らかでないCDM等についての議論の動向や他業界の取り組みを参考に、今後取り組みを推進する。
 なお、試算によると、1990年を100とした場合の生産量指数は2010年125、エネルギー消費量は130%、CO2排出量は7,921万5,000トンで109%となるが、エネルギー原単位は逆に90に削減することを目標にしている。