2000年06月14日
中国の韓国品PEの輸入禁止措置で、エチレンスポット市場に影響広がる
韓国メーカー相次ぎ減産、一転弱含みに
【カテゴリー】:海外
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 商社筋によると、先週から中国が韓国品PEの輸入禁止措置を発表、上昇が続いていたPE価格、原料のエチレン価格も一転して弱含みの傾向が出始めている。
 中国のPE輸入は、4月に大きく落ち込んでいたが5月以降回復してきており、原油、ナフサなど原料価格も反転してきたことから韓国メーカーを中心に値上げが進められていた。しかし、中国当局が韓国品PEの輸入禁止措置に踏み切ったもので、韓国メーカーでは相次いで減産に踏み切っている。
 こうした減産による影響が、原料であるエチレンのスポット価格を直撃する形となっており、先週まではCFR・トン600ドル前後であったものが、現在は50ドル前後安い500ドル台半ば水準での商談となっている。
 日本のセンター筋では、中国の輸入は波が大きく、ある程度の期間を見ながら動向を見極める必要があるとしている。しかし、韓国メーカーの中国への輸出依存度は大きいこともあり、原料のエチレンスポット市場への影響は敏感に出てくることから、しばらくは状況を注視していくことになるとしている。