2002年02月21日
国交省、「燃料電池自動車」普及に備えて安全・環境基準整備急ぐ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:トヨタ自動車、ホンダ

 国土交通省は1998年度から「燃料電池自動車技術評価検討会」を開催、2003年度以降の燃料電池自動車の実用化を視野に、必要となる安全・環境に関する評価手法を検討しているが、燃料電池自動車の“大量普及”も予想されるとして、2002年度から「次世代低公害車開発促進事業」として、安全・環境に関する基準作成に入る。
 
 わが国では現在自動車メーカー4社(マツダ、ダイムラー・クライスラー、トヨタ自動車、本田技研工業)が同省の認定制度を活用して、公道での乗用車の実走行試験を行うなど、メーカー側の開発への意欲、取り組みも活発化して
いると同省ではいっている。
 
 なおマツダとダイムラー・クライスラーはメタノール燃料車、トヨタとホンダは水素燃料車で走行テスト中という。