2000年06月12日
センター各社、2Qのナフサ価格予想を上方修正
多くが1キロリットル2万1,500円と想定
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター各社は、石油化学用ナフサの今年4~6月期における予想価格の上方修正に乗り出した。これは、この一ヶ月あまりの国際市場におけるドル単位の契約価格やオッファー価格が各社のこれまでの予想を上回るレベルとなり、同時に、為替レートも円安に振れてきたことから、同期の輸入価格の加重平均が当初の予想を上回るのが避けられなくなったとの判断によるもの。
 いまのところセンター会社の間には、1キロリットル当たりの輸入通関CIF価格が1万9,500円前後になり、それに伴い輸入ナフサの炉前価格と国産ナフサ価格とがともにおよそ2万1,500円になると予想する向きが多い。
 一時は、同期における炉前価格が同2万円強にとどまるとの見方がセンター筋や商社の間で大勢を占めていた。これは3月中旬から5月初旬までの国際スポット相場が低位安定の状態にあったのと、為替が円高に変わった点を念頭に置いてのものであった。しかし5月初旬以降は、スポット相場が反騰すると同時に為替が円安に変化しており、このため6月末までに為替がよほど円高に変わらない限り、通期の加重平均が関係各方面の当初野見通しを上回る見込みとなってきている。なお、今年1~3月期の価格の平均は同2万200円、また前年4~6月期は同1万4,800円であった。