2002年02月21日
汎用4樹脂の1月の出荷、ポリオレフィンが前年超え
国内向けはPPを除いて引き続き前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とポリスチレン)の1月の出荷実績は、ポリオレフィン3樹脂がめずらしく軒並み前年同月を上回ったが、ポリスチレン(PS)はわずかながら引き続きマイナス成長となった。

 ポリオレフィン3樹脂の単月の総出荷数量が揃って前年を上回ったのは2000年11月いらい14ヵ月ぶり。ただし、低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)の両ポリエチレンの前年超えは、輸出がそれぞれ69%増、75%増と大幅な伸びを遂げたことによるもの。国内向けはともに4%減でマイナス成長が続いている。ポリプロピレン(PP)は逆に輸出が大きく落ち込んだが、国内向けが若干増えたためトータルではごくわずか(0.4%)ながらもプラスに転じた。PSは輸出が大きく伸びたが、国内向けの減少をカバーするまでには至らなかった。もっとも、縮小幅はこれまでになく小さい。
 これら4樹脂の国内向けの主要品種の実績を見ると、包装・容器関連品種の低迷が目を引く。LDPEのフィルム用とHDPEのフィルム用はともに4%、PPのフィルム用は7%それぞれ前年を下回っている。LDPEのラミネート用、DPEの中空成形用、PSの包装用も全て4%減少となっている。
 反面、HDPEならびにPP製のコンテナー・パレット向けは依然として高成長が続いている。前者は23%、後者は27%それぞれ増えている。PSの雑貨産業用も10%増と好調であった。全体に射出成形を中心とした硬質製品の伸びが目立つ。
 なお、両PEの輸出の大幅増は、シンガポールや台湾のPEプラントトラブルと中国の需要の拡大によるものと見られている。
 汎用4樹脂の1月の生産と出荷実績は別表の通り。


http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/200201.html"">
2002年1月4樹脂生産・出荷・在庫実績

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