2000年06月12日
日本向けの先物ナフサ価格、再び260ドル台後半
西欧のナフサのスポット相場急騰を後追い
【カテゴリー】:海外
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 エチレンセンター筋によると、過去一週間における石油化学用ナフサの日本向けの先物相場(C&F・ジャパン)は再びトン当たり260ドル台後半の高水準に戻った。
 先週明けに同1ドル前後上がって高値が同266ドルとなり、その後も同266ドルを境に小幅に上下しながら週末を迎えた。一週間の平均は同266ドルである。最近の週間平均価格の中では4週前の同269ドルに次ぐハイレベルだ。6週前に比較すると、およそ同26ドル高い。
 ここにきてのC&F・ジャパンの再騰は、原油のスポット相場の小反発とそれに触発されての西欧におけるナフサのスポット価格の急騰を後追いするかたちとなっている。西欧におけるスポットナフサ相場(CIF・NWE)は5月中旬に同270ドル台に跳ね上がり、このため早晩、C&F・ジャパンも再び急騰するのが確実と見られていた。
もっとも、その後のCIF・NWEはなだらかな下降線をたどっており、先週末にはC&F・ジャパンを若干下回るレベルになっている。ちなみに、通常は、C&Fジャパンを同15ドル前後下回るケースが多い。
しかしC&F・ジャパンは、基本的には原油国際スポット相場にスライドするかたちで上下する性格を持つ。その原油相場は先週後半から再び強含みに転じており、このため日本の石油化学企業の多くは成り行きを警戒している。