2000年06月08日
5月のエチレン生産、前年同月を3.5%下回る
定修装置増加の影響で合計60万7,800トンに
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 通産省基礎産業局が8日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、5月のエチレン生産量は11社合計で60万7,800トンとなった。対前月比は4.8%増だが、対前年同月比は逆に3.5%減となっている。エチレンの月間生産量は、これで三ヶ月連続して前年同月の実績を下回った。
 5月の実績が前月を上回ったのは、同月の操業可能日数が4月より1日多かったのと、エチレンプラントの定修・運休日数が4月を若干下回ったためと見られる。
 一方、前年同月の実績を下回ったのは、定修・運休プラントの数が前年同月の2基から今年は4基に増えたことによるところが大きいと言ってよいようだ。
 この結果、今年1月から5月までのエチレン総生産量は316万5,900トンとなった。前年同期間の実績は318万4,700トンであったので、今年の累計は0.6%減ということになる。なお、石油化学産業基本問題懇談会需要動向研究会が昨年12月にまとめた今年上期(1~6月)のエチレンの推定必要量は、368万4,600トンで、前年同期比は96.9%となっている。