2000年05月30日
住友ベークライト、子会社のベークライト商事を吸収合併
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友ベークライト

 住友ベークライトは29日、同日開催した取締役会において、10月1日に子会社のベークライト商事と合併することを決議した、と発表した。
 ベークライト商事は、住友ベークライト製品の販売を中心とした販売会社で、創立以来住友ベークライトの販売機能を補完しながら、独立した会社として現在に至っている。しかし、連結経営の本格的な開始に当たって、グループ全体としてより確固たる経営基盤を構築していくためには、両社の経営資源を一元化し経営効率を改善、競争力の強化を図ることが不可欠と判断したもの。
 合併は、住友ベークライトを存続会社とする吸収合併方式で、合併比率は住友ベークライト1に対しベークライト商事が2.68。今後のスケジュールは、6月26日にベークライト商事で合併契約書承認株主総会を経て、10月1日に合併、同月2日に合併登記を予定している。なお、商法第413条の3(簡易合併)の規定に従って、住友ベークライトは株主総会において合併契約書の承認決議は行わない予定。