2000年05月26日
SINOPEC・張氏、2010年の中国エチレン需要1,700万トン予測
年率7~8%成長、輸入に頼る状況続く
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 「アジア石油化学会義(APIC2000)」において、キーノートスピーチをした中国石油化工集団公司(SINOPEC)副総工程師の張徳義氏は、今後10年間の中国の石化製品の高い需要拡大を予測、供給力不足を解消するため、引き続き輸入に頼る見通しを語った。
 1999年の中国の石油精製能力は年産2億7,100万トン、生産は1億8,361万トンで世界第3位の規模となったとしている。同じくエチレンは能力442万トンに対し生産が435万トン、合成樹脂は能力1,000万トン、生産845万トン、合成ゴムは能力90万トン、生産70万トン、合成繊維は能力640万トン、生産549万トン、合成アンモニアは能力4,067万トン、生産3,452万トンとなっている。
 また、中国のGDPは2010年まで年率7~8%、その後は6~7%の成長を予測、石化産業も同様に成長するものと見られることから供給が市場需要についていけず、輸入に頼る状況が続くとしている。
 製品別の需要予測として、原油は2005年には2億3,000万~2億5,000万トン、2010年には3億トンに、またエチレンは2000年に900万トン、2010年に1,700万トンに達するとしている。5大汎用樹脂(PE、PP、PVC、PS、ABS)の合計は、2000年に1,360万トン、2005年に2,190万トン、2010年に3,400万トンになるとしている。