| 2000年05月23日 |
| スチレン系製品、中国の買い控えなどでアジア市況の下落続く |
| 今後は原料高や中国国内在庫のショートで反転 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
SM(スチレンモノマー)、PS(ポリスチレン)、ABS樹脂などスチレン系製品のアジア市況は下落傾向が続いている。SMはトン当たり600ドル台半ば、PSは800ドル台半ばで、ABS樹脂も1,000~1,1000ドルとなっている。ただし今後は、中国の在庫が減ってきていること、またナフサをはじめとした原料が上昇しつつあることから、反転すると見られている。 スチレン系製品は年初から急騰、3月上旬にはSMが1,000~1,020ドル、3月下旬にはPSが1,040~1,080ドル、ABS樹脂が1,230~1,280ドルとそれぞれピークを迎えた。特にSMは、日韓を中心に定修が相次いだことに加え、設備不調も重なったことが大きな原因。 しかし、その後SMがあまりに高騰したことから、中国を中心に買い控えの動きが見られ、これにともなって樹脂メーカーが減産を実施し始めたことから一転、以来下落傾向で推移している。 ただし、大手PSメーカーによると、「最近は再びナフサ価格が上昇しつつあること、また買い控えていた中国も在庫がなくなってきているため、早晩市況は上昇する」と見ており、じきにアジア市況は底を打つとの見方が出てきている。 |