2000年05月16日
プラ容器包装リサイクル推進協、会長に細野氏を再選
16日に第3期通常総会を開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:ライオン

 プラスチック容器包装リサイクル推進協議会は16日、第3期通常総会を開き、今年度の会長に細野正昭・明治乳業常務取締役を再選した。また、副会長に伊藤彰規・キューピー常務取締役環境対策室長、相原健司・ライオン常務取締役、堀込辰雄・吉野工業所取締役環境対策部長の三氏を選出した。うち、堀込氏は再任となる。
 また、これに合わせて「識別表示マークの普及」「会員数の拡大」「フリーライダーの排除」「行政への的確な対応」「再商品化のコストダウンの推進」--などを12年度の重点事業に掲げていくことも取り決めた。
 細野会長の談話=家庭から排出されるごみは年間5,000万トンにも達しており、うち60%は容器包装で占められている。その中で最も多いのはプラスチック製品だ。そのプラスチック製容器包装にかかわりを持つ事業者は16万社を数えると言われるが、当協議会に加盟している事業者はおよそ120の企業もしくは団体にとどまっている。容器包装リサイクル法の円滑な施行には、多くの関係企業が自らの役割をきちんと果たしていくことが不可欠だ。それだけに、当協議会としては会員数の拡大を最重要課題に掲げていきたい。当面、200社を目標とする。