2000年05月02日
オレフィンのアジア相場がさらに軟化
ポリオレフィンなど誘導品の先安感が影響
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンおよびプロピレンのアジア地域におけるスポット相場が先週後半に入って一段と軟化傾向を強めてきた。
 極東地区における直近のスポットエチレン相場はトン当たり平均600ドルどころまで下がっている。2週間前に比べると50ドル前後の下降ということになる。プロピレンのスポット相場の中値は430~450ドルといったところにある。2週間で70ドルがらみダウンした勘定だ。
 大手商社やセンター筋に中には、こうしたスポット相場の続落の要因の一つにナフサの国際スポット相場の下落を挙げる向きが多い。したがって今後については、ナフサ相場が落ち着くまで弱含みが続くとの見方が大勢を占めている。
 また同筋の中には、もう一つの要因として、アジア市場全体にポリオレフィンなど誘導品の先安感が広まってきていることを挙げる向きも少なくない。これは、4月のインドのハルディアを皮切りにアジアならびに中東で大型石油化学工場の新増設工事が相次いで完工する見通しにある点を睨んで需要家の多くがあらゆる製品の買い控えに踏み切っていることが少なからず作用しているとの見方である。


http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/price/orefin>エチレン、プロピレンスポット価格推移(グラフ)