| 2000年04月28日 |
| 樹脂の中国向け輸出、3月はPEが不振 |
| PSは大幅増、PVCも順調な伸びを維持 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
汎用樹脂の中国向け輸出の3月の通関数量(香港向けを含む)は、両ポリエチレンが前年同月を大幅に下回り、反面PSが著しい伸びを遂げるかたちとなった。PVCは順調な伸びを維持、一方PPは前年の横並びにとどまっている。 PEのうちのLDPEの3月における中国向け輸出通関数量は1万7,857トンで、前年同月の実績を17.7%下回っている。ただし、総輸出量に占める中国の比率は54%と相変わらず高い。また、HDPEの中国向け通関数量は9,594トンで、34.9%の大幅減となっている。中国の構成比は38%でかなり低下している。このように両PEがともに不振であったのは、1月と前年2月の両方を大きく上回った2月の反動が出たためと見る向きが両ポリエチレン業界には多い。両PEの中国向けの1~3月の累計は、LDPEが前年同期比99.3%の4万3,957トン、HDPEが同85.8%の2万8,167トンである。 同じポリオレフィンの仲間のPPの3月の対中国輸出は前年同月比100.1%の2万255トンである。累計は前年同期比104.8%の11万7,967トンである。2月に大幅な伸びを遂げた反動が警戒されていたが、実際にはホモポリマーもコポリマーも手堅い動きとなった。3月の中国向けの占有率は42%である。 逆にPSは3月が同161.3%の1万9,168トン、累計も同152.9%の4万7,436トンとともに好調を持続した。香港向けが特に高い伸びを遂げている。3月は約2倍。累計も1.9倍である。3月の中国依存率は76%と高い。 PVC(ホモポリマー)は、3月が同112.1%の5万8,399トン、累計が同108.4%の13万5,176トンとなった。2月の好調が持続している。3月の中国向けの構成比は72%。 |