| 2000年04月25日 |
| DOP、中国引き合い減少で韓・台メーカー在庫増加が顕在化 |
| オキソアルコール市況への影響懸念も |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国の汎用樹脂に一服感が広がっていることから引き合いが弱まっているが、可塑剤もここへきて韓国、台湾で在庫が増加しており、DOP市況の軟化から原料のオクタノール、2-エチルヘキシル市況にも影響が出始めている。 DOPのアジア市況は、昨年4QにはCFRトン800ドル弱に上昇していたが年初に600ドル強に一時的に軟化したが、旧正月明け以降上昇に転じ、3月には再び700ドル後半に回復していた。しかし、今月に入って中国の塩ビ需要に一服感が出始めたことから再び軟化に転じ、現在は600ドル台後半が実勢となっている。 韓国、台湾などDOPメーカーでは、3月までの好調な引き合いから高水準の稼動を継続してきたこともあって、ここへきて在庫増加が顕在化し始めている。 一方、原料であるオキソアルコールについては、ノルマルブタノールは550ドル前後、2-エチルヘキシルは600ドルと、昨年4Q以来同値水準での取引となっており、DOP需要の回復に向け市況改善が進められていただけに、DOPの軟化の影響が懸念され始めている。 しかし、5月以降には日本のオキソメーカーを中心に定修が実施される一方、原料のプロピレン価格も高止まりしていることから、大幅な軟化は考えにくいとの見方が支配的となっている。また、中国市場についても需要の拡大基調は続くとして、しばらくは動向を注視すべきとの声も広がっている。 |