2000年04月14日
VCM、EDCアジア市況、PVC市況軟化で調整局面に
5月初はVCM650ドル、EDC450ドルが実勢
【カテゴリー】:海外
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 上昇が続いていたVCM(塩化ビニルモノマー)、EDC(二塩化エチレン)のアジア市況が、ここへ来てPVC(塩ビ樹脂)価格の軟化に引きずられる形で下降に転じてきた。
 4月のVCM輸出価格はCFR・トン680~700ドルが打ち出されていたが、4月末~5月初の取引価格は650ドル強が実勢となっている。EDCも中東メーカでは5月初分を470ドルでオファーしているが450ドル弱での決着になるとの公算が強い。
 しかし、VCMは5月から6月にかけて日本での大型定修が集中することもあり、需給は一段とタイト化が進むのは確実で、しばらくはPVC価格の動向により現在の価格水準での上下になるとみられている。
 VCMのアジア市況は、昨年11月には600~620ドルに上昇していたが、12月にはPVC(塩ビ樹脂)需要に一服感が広がったことから、560~580ドルに一時的に軟化。しかし旧正月明け以降急速に引き合いが回復し再び上昇に転じ、2月分は600ドル、3月650ドルと上昇が続いていた。
 EDC価格についても日本着ベースで12月には350ドルであったものが、3月には450ドルへ上昇していた。