2000年03月24日
ANアジアスポット市況一段高、900ドル直前に
依然需給タイト続く、欧米メーカーも採算是正に本腰
【カテゴリー】:海外
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 AN(アクリロニトリル)のアジアスポット市況は、需給タイト感から依然強含みの展開が続いており、2月末から50ドル前後上昇したCFR台湾・トン870~890ドルと900ドル直前に上昇してきている。
 大手メーカー筋によると、昨年から続くサプライヤー側の玉不足解消が進まない中で、定修が実施されるなど在庫減少が顕著になっており、各社とも玉繰りに追われる状況が続いている。さらに、原油をはじめとした原料の高騰によって、欧米メーカーも採算是正に本腰を入れ始めたことから、一段と需給タイト感に拍車がかかっているもの。
 現在は4月から5月分についての交渉が始まっているが、サプライヤー、ユーザーともに原料動向を見極めたいとしており、とくに原油価格の動きに注視したいとする声が広がっている。しかし、既に一部韓国メーカーでは900ドルを超えるオファーを出し始めており、市況強含みでの展開が続くことは確実視されている。