2000年03月21日
ナフサの国際スポット相場が急落
C&Fジャパンは一気に260ドル台に
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 大手商社筋に入った情報によると、ナフサの国際スポット相場が先週末から急落し始めた。3月第二週にはC&Fジャパンがトン当たり300ドルを超えるところまで上昇したが、先週に入ってにわかに反落、先週末には280ドル前後にダウンしそして週明けにはついに260ドル強のレベルまで下降した。
 北西欧でも同様に急落しており、NWEのCIF価格の平均はやはり260ドル台まで下がっている。
 このように各地で急にナフサのスポット相場が下降したのは、原油のスポット相場が先週始めをピークに軟化してきたためと見られている。原油のスポットは、WTIが1バレル当たり30ドルを割り込み、それに歩調を合わせるようにブレントもドバイも急落している。ドバイに至っては23ドル台まで落ち込んでいる。
 もともとナフサのスポット相場は、原油の相場にスライドするかたちで変動するパターンをたどるので今回の急落も決して意外ではないというのが商社各社の受け止め方である。
 ただし、この傾向がそのまま持続するかどうかは27日のOPEC総会の論議の結果を見なければ軽々に判断できないという点でも意見は一致している。