| 2000年03月15日 |
| 室内空気中の化学物質問題、WHOのGLも参考材料に |
| 厚生省、今月末か来月始めに専門委員会を設置して検討へ |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
厚生省は今月末か来月始めに学識経験者による専門委員会を設置し、室内空気中の化学物質による健康影響問題に関する対策の検討を要請する。 当面の対策の対象に取り上げられるのはトルエンとパラジクロロベンゼンの二種類の化学物質となる。これは、先に同省が実施した居住環境中の揮発性有機化合物の全国実態調査の結果、これらの室内濃度が全般的に室外濃度に比べて高いレベルにあることが判明したことによるもの。トルエンの平均値は1立方メートル当たり98.3マイクログラム、パラジクロロベンゼンは同123.3マイクログラムであった。 現在同省は、室内空気中の化学物質については、ホルムアルデヒドを対象に室内濃度指針値を設定して健康影響問題の発生の防止を図っている。しかし、先の実態調査の結果から両物質についても室内濃度指針を設ける必要があると判断、専門委員会を設置して具体的な検討を委ねることにしたもの。 トルエンについてはWHOのガイドラインを、またパラジクロロベンゼンに関しては厚生省が示している耐容平均気中濃度値をそれぞれ参考材料の一つにしながら論議を進めていくよう要請していくのではないかと見られる。 |