| 2000年03月08日 |
| 2月のエチレン生産量、65万4,300トン |
| 前年の実績を6.8%上回り、1月に続く高水準 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
通産省基礎産業局は8日、エチレンセンター11社の2月におけるエチレン生産速報をまとめた。それによると、総生産量は65万4,300トンで、前月対比は5.5%減となったものの、前年同月の実績に対しては逆に6.8%増えている。2月単月の生産規模としては昨年2月の61万2,900トンを抜いて史上最高となった。定修による運休プラントは今年も2月は皆無であった。 2月の総生産量が前月を下回ったのは稼動日数が前月より2日(6.5%)少なかったためと見られる。一方、前年同月を上回ったのは操業日数が逆に1日(3.6%)多かったのと、一部のセンターの分解炉の増強によって全体の生産能力が若干増えたせいではないかと想定される。3月からの定修シーズン入りに備えてほとんどのセンターがフル操業したものと見られる。 この結果、わが国の月間エチレン生産量は16ヶ月連続の60万トン超えとなった。このうちの今年1月と2月の総生産量は134万6,200トンである。昨年1~2月の合計は128万5,000トンであったので、今年は4.8%増ということになる。石油化学産業基本問題懇談会需要動向研究会が昨年末にまとめた今年上期のエチレンの需要見通しは368万4,600トンとなっている。前年同期の実績を3.1%下回るとの予想なわけだが、1~2月の実績はそうした予想とは大きく異なる高水準となっている。 |