| 2000年03月06日 |
| 台湾の新エチレン設備、完成は8月前後に |
| 既存のHDPE設備の本稼動も同時期に |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
わが国の商社ならびに化学企業筋によると、台湾のFPCが麦寮地区で進めている年産90万トン能力の第6エチレンプラントの建設工事の完工時期は今年8月前後となる公算が濃厚となってきた。 同地区では、これに先行して今年早々に同20万トン能力のHP-LDPE(高圧法低密度ポリエチレン)設備が完成し、稼動に入っている。ただし、台湾ではエチレンが不足しており、このためFPCでは、同樹脂設備の本稼動に合わせて既存のHDPE設備(二系列合計年産27万トンプラント)の操業を極端に抑えているところ。これは、最近のアジア地域におけるHP-LDPEの相場がHDPEをかなり上回るレベルとなっている点を計算しての事業戦略であり、最近のアジア地域のHDPEの需給バランスの好転にはこの措置もかなり効いていると見られている。 しかし新規大型エチレンプラントが完成すれば、HDPE設備もそれに合わせてフル稼動を再開することになる見込みであり、わが国のHDPEメーカーはアジア市場において厳しい戦いを強いられることになろう。 |