2000年02月28日
SPDCのL-L引取り量、今年は微増の見通し
下期に増えても年計では20万トンていど
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 サウディ石油化学(SPDC)が日・サ合弁のシャルクから今年一年間に引き取るL-LDPEの数量は約20万トンとなる公算が濃厚となってきた。昨年の総引取り数量はおよそ18万トンであった。前年をわずかに下回ったと言われる。今年はそれを2万トン前後上回るにとどまることになりそう。したがって、3年間トータルではあまり増減がないということになる。
 同樹脂の製造を担当しているシャルクは、今年6月に生産能力を現在の年産45万トンから75万トンに拡大する。しかし、その手直し工事のため4~5月の二ヶ月間はプラントの操業を中断するので上期の生産量は前年を大きく下回る。したがって、大幅増強を実施するとはいえ、今年の総生産量はさほど増えないと見られる。
 SPDCが引き取る数量がせいぜい20万トンと見られるのはこうした事情があるため。
 同社では引き取るレジンの8割なり8割5分なりを需要好調の中国を始めとした海外でさばく考えである。