2000年02月24日
シャルクのL-L増強、6月に完工の見込み
デボトルで年75万トン能力に拡大
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)とサウディ石油化学の折半出資会社「シャルク」は、アルジュベールで稼動中の直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)プラントの増強の準備を進めているが、今年4月始めから5月末にかけての2ヶ月間にデボトルネックの工事を完工することになりそうだ。リアクターの手直しなどで、現在の年産45万トン能力を75万トンに拡大する計画である。増強後の再稼動は6月からとなる見通し。
 今回の手直し増強は、中国を始めとしたアジア諸国や欧州など幅広い地域で市場が順調に拡大してきたことに対処してのもの。原料エチレンについては、SPDCの全額出資会社のペトロケミヤが第三期計画として年産80万トンの増設工事を進めているところ。完工後はトータル239万トンとなる。ただし、増設工事は若干遅れており、3号機の完成は今年10月となるのではないかと見られている。