2000年02月23日
1999年の中国のEG、PTA輸入、大幅に増加
ポリエステル輸入制限の影響、EG56万トン、PTA154万トンに
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 1999年の中国のポリエステル原料EG(エチレングリコール)、PTA(高純度テレフタル酸)の輸入は、EGが1998年の30万8,172トンから84.0%増の56万6,887トン、PTAが72万8,495トンから111.3%増の154万2,330トンと大幅に増加した。
 中国では国内のポリエステル産業保護から、チップ・繊維などの輸入を制限する政策を強めているが、国内のポリエステル内需は1998年が約290万トン、1999年が約350万トンと年率20%前後の高い成長が続いている。こうしたことから原料であるEG、PTAでの輸入が急激に増加したと見られており、しばらくはこうした傾向が続いていくと見られている。
 それぞれの製品を国別に見てみるとEGは輸入量の多い順にカナダが5,297.4%増の16万6,107トン、日本42.1%増の11万6,995トン、韓国39.3%増の11万1,287トン、サウジアラビア74.2%増の9万2,358トンとカナダの伸びが際立っている。
 一方、PTAでは韓国55.1%増の63万8,003トン、日本151.9%増の51万6,772トン、タイ67.6%増の14万2,999トン、インドネシア1,105.3%増の12万2,173トンの順で、インドネシアの伸びが際立っている。
 なお、DMT(ジメチルテレフタレート)についても1998年の3,674トンから9,777トンに増加している。