2000年02月22日 |
PO樹脂メーカー、相次ぎ決済サイト短縮へ |
4月以降、多くの企業は90日を先ずは60日に縮小 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリケム、三井化学 |
三井化学、日本ポリケム、日本ポリオレフィンなどポリオレフィンメーカーは、今年4月からポリオレフィンの販売に伴う受取手形のサイトの縮小に踏み切る。 これまで多くのポリオレフィンメーカーが採用してきたサイトは90日(ごく一部は120日)であったが、ここにきて大半の企業がこれを先ずは60日に短縮することにして各需要家に説明を開始し始めている。三井化学は、翌月末現金決済に切り替えることにしている。 こうした動きは、キャッシュフローの改善、貸し倒れの防止などによって取り引きの健全化を図るというもの。手形サイトの短縮については、通産省などが商慣行の改革の重要テーマの一つと指摘してきたが、いよいよ実現の段階に歩を踏み入れることになりそう。多くのポリオレフィンメーカーは半年後、あるいは1年後には30日への短縮を図りたいとしている。 |