2000年02月16日
SM、2000年アジア需要は842万トンの見通し
大手メーカー予測~中国は17%増/日本は2%増
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 大手メーカーによると、アジア地域(インド・オーストラリアを除く)における2000年のSM(スチレンモノマー)需要は、842万2,000トンと前年に比べ6%増加する見通しだ。このうち昨年51%増と大幅に増加した中国は今年も17%増加、日本は2%の増加が見込まれている。
 大手SMメーカーによるアジア地域の需要見通しはhttp://www.c-nt.co.jp/data/sm/asia_demand.html">表記の通り。1999年は、アジア経済の回復とともに各国とも前年を上回ったが、特に中国はPS(ポリスチレン)やABS樹脂を輸入するよりも、SMを輸入して国内の設備で樹脂を生産する仕組みが定着、PS、ABS樹脂の新設備稼働とあいまって145万トンと前年比51%の増加を示したと見られる。このほか経済の回復にともない内需が回復した韓国も19%増加、日本も7%増加した。
 これに対し2000年をみると、中国は昨年ほどの大幅な伸びではないものの、PSやABS樹脂の新増設計画もあり170万トンと17%増加、5%増が予想されている韓国(174万トン)とほぼ肩を並べる見通し。一方日本は、215万トンと2%の微増が予想されている。
 ただし、1999年は前半に需要が低迷、後半から急増したということもあって、各社のプラントに負荷がかかり、触媒の活性低下や設備のトラブルなどが多発していると見られ、供給側のネックでPS、ABS樹脂の生産可能量が低下すれば、SMの需要は予想を下回る可能性もある。

http://www.c-nt.co.jp/data/sm/asia_demand.html">アジアのSM需要予測