| 2000年02月15日 |
| 極東のスポットエチレン価格、700ドルに |
| HDPEやL-LDPEの相場を超える |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
商社筋によると、極東におけるエチレンのスポット相場(CFRべース、以下同)の平均は先週末についにトン当たり700ドルに達した。一部のオッファー価格は同730ドルまで上がっている模様。一週間前に比べると20ドル方アップしている。一ヶ月前に比較すると220~230ドル高い。一年前の平均は300ドルを若干割り込んでいた。したがって現在の相場はそのおよそ2.5倍ということになる。 ここにきてのスポットエチレンの高騰は、アジア地域全体における石油化学製品の需要の回復による需給タイト感の広がりと、ナフサの急騰もあっての製品全体の先高観の台頭に伴うものと見られる。 この結果、極東地域のHDPEやL-LDPEのスポット相場をエチレン価格が上回る逆転現象も生じてきている。このため商社筋の間には、ポリオレフィンメーカーなど誘導品メーカーの中に採算上エチレンの手当てを見送らざるを得ないところが出てくるのではないかとの見方も広がっている。 なお、プロピレンのスポット相場もエチレンの後を追って急騰しており、先週末の平均は530ドルとなっている。 |