2000年02月10日
UCC、EGの3月アジア輸出価格は570ドルをアナウンス
YANPETの増設稼働控え2月価格をロールオーバー
【カテゴリー】:海外
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 米UCCは10日、EG(エチレングリコール)の3月アジア輸出価格について、2月からロールオーバーのCFR・トン570ドルをアナウンスした。SABICなど大手各社もこれに追随するものと見られている。
 EGのアジア価格は昨年10月550ドル、11月580ドル、12月620ドルと徐々に上昇していたが、今年に入り1月はロールオーバーの620ドルとなった後、ポリエステルの不需要期入り、旧正月などによる需要一服感から、2月は570ドルに下げていた。
 EGの需要は中国を中心としてポリエステル需要に引き合いが回復、需給がしまってきたことから、スポット価格も上昇基調にあるが、YANPETの増設稼動が控えていることもあり、3月価格についてはロールオーバーでの打ち出しとなったと見られている。しかし需給バランス、原料高止まりによるコスト高から4月以降は価格引き上げに動くとの観測も広がっている。
 EGはサウジアラビアのYANPET(サウジ・ヤンブー・ペトロケミカル)がNo2年産40万トンを1Qに増設を予定していたことから需給緩和が予想されていたが、稼動開始が5~6月に遅れており、しばらくは需給バランスはタイトに推移する公算が強い。