2000年02月08日
CPL各社2Qアジア価格、1,480~1,530ドルに引き上げ打ち出し
原料高騰で採算是正、ユーザーの強い抵抗も
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 CPL(カプロラクタム)のアジア市況は、需給タイト感を背景に上昇が続いているが、サプライヤー側では4月契約分についても3月比30~50ドル値上げしたCFR台湾・トン1,480ドル、CFR中国1,530ドルを目指し一段の引き上げを行う方針だ。
 現在は中国・台湾などが旧正月にあることもあり、取引は一服しているものの、今週末の旧正月明け後には引き合い回復が見込まれている。こうしたことから既に一部ナイロンメーカーでは稼働率を上げるなどしており、原料のCPLへの引き合いも旺盛に推移するいくことが確実視されている。
 CPLのアジア市況は主要マーケットである韓国の国内需要が1997年末のウォン暴落による経済混乱により低迷したことから、一昨年には1,000ドルを割り込むなどしていた。しかし、その後の立ち直りから昨年以降上昇に転じ、4Qには1,350ドル、1Q1,450ドルで決着している。
 サプライヤー各社では2Qについても原料高騰による採算是正から一段の価格引き上げを目指すとしているものの、ユーザーの抵抗は強く交渉の長期化も予想されている。