| 2000年02月08日 |
| 極東のエチレンスポット相場が続伸 |
| HDPE等とのスプレッドが極端に縮小 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
わが国のエチレンセンター筋の調べによると、極東におけるエチレンのスポット相場が2月に入って一段と上昇してきた。先週末のCFRの平均はトン当たり665ドルとなっている。一週間で同30ドル見当上がったことになる。昨年12月中旬に比べると約200ドル高い。 この結果、主要誘導品の一つであるHDPEのフィルム用品種のアジア地域における平均価格との間のスプレッドが急速に縮小し、同20~30ドルに接近している。 同地区のエチレンのスポット相場がこのように続伸している要因の一つは、スチレンモノマーやVCMなどの大型誘導品のスポット価格が需要の拡大に伴って急騰していることにあると見られている。また、3月から5月にかけて日本や韓国のエチレンセンターの間で相次いで定修が実施されるためエチレンの需給がさらに引き締まってくるとの観測がアジア市場全体に広がってきていることも少なからず作用していると想定されている。もっとも、最近はあまりの急騰にユーザーやトレーダーが音を上げて実際の取引を見合わせるところが増えているとも言われる。 一方のプロピレンのスポット相場はこのところ落ち着いている。しかし市場にはエチレン同様に先高観が強く、したがってオッファー価格はエチレンの後を追って高騰する公算が強い。 |