| 2000年02月04日 |
| MMAモノマーアジア市況急上昇、1,300~1,400ドルに |
| 半年で400ドル上昇、1997年以前の平均価格水準に |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
低迷が続いていたMMA(メチルメタクリレート)モノマーのアジア市況が需給タイト感を背景に急上昇しており、旧正月明けの取引価格は1997年以前の平均価格水準であったCIF・トン1,300~1,400ドルレベルにまで回復が見込まれている。 MMAモノマーのアジア市況は、1997年頃までは安定的に1,300~1,500ドルのレンジで推移していた。しかし、通貨危機を発端とするアジア各国の経済混乱により急激に軟化、1998年3Qには1,000ドルを割り込み、4Qには700~800ドルと過去最安値の水準にまで下落していた。その後、サプライヤー各社では値上げ交渉を進めてきたものの、新プラントの稼動、他の石化製品の低迷にも引きずられ上げ足は遅く、1999年3Qは900ドル強の水準となっていた。 しかし4Qには韓国、台湾、中国を中心にアジア各国での需要が堅調に推移する中、大型定修が集中したことから需給バランスがショート状態となり、原料高騰もあって市況が急上昇したもので、今年1月には1,100~1,200ドルとなっている。 現在も依然として需給ショート感が続いており、旧正月が明け後の3~4月には一段高の1,300~1,400ドルへ上昇する公算が広がっており、半年で400ドルと急速な市況回復が見込まれている。 業界筋では、原料価格など採算性を考慮すると、ようやく本来のMMAモノマー価格水準になるものとしており、今後の秩序のある市場づくりが求められるとされている。 |