2000年02月02日
PTA、中国向け急速に引き合い回復
ポリエステルにアンチダンピングの動き
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 PTA(高純度テレフタル酸)は、中国でポリエステル繊維・チップにアンチダンピングの動きがあることから、ここへ来て急速に引き合いが回復してきている。
 例年1月~2月はポリエステルの不需要期、旧正月などもあり引き合いは減少するが、今年は中国が国内ポリエステル産業の保護のため、韓国をはじめとした海外メーカーに対して輸入規制圧力を強めるなどしており、国内メーカーの稼動が堅調に推移しているとされている。さらに、1月以降のPTA、EG(エチレングリコール)国内価格が軟化したこともあり、これらポリエステルメーカーが原料の買付を一段と強めていると見られている。
 台湾においてもポリエステル設備の減産が続いているが、ここへ来て製品価格も上昇に転じてきており、PTA需要も回復が見込まれている。
 こうした需要は回復しつつあるPTAだが、輸出価格については4Q比30ドルアップのCFR・トン560ドルが打ち出されているものの、ユーザーの下げ圧力は依然として強く業界筋では1Qはステイでの決着になるとの見方が支配的となっている。