| 2000年01月31日 |
| SMのアジア市況急騰、FOB韓国が900ドル超え |
| 1週間で100ドル近く上昇/今後の急落を懸念する声も |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
SM(スチレンモノマー)のアジア市況がここに来て急騰している。2月中旬着のFOB韓国価格は、トン当たり900ドルを超えた。年初からエチレンのトラブルが相次いだ欧州からの引き合い、あるいはSADAFの設備トラブルなどにより上昇してきたSMだが、現在の急激な値上がりについては、具体的な理由が見つからないのが現状。 SMのアジア市況は、昨年9月末~10月初めに一度800ドルまで上昇、その後12月初めには640ドル前後に急落し、年末から再び反転、1月には700ドル台に乗った。1月に入り欧州からの引き合いが強まったほかサウジアラビアのSADAFが、定修後の再稼働に失敗したことなどから800ドル台に上昇していた。 しかし、今回の急騰はわずか1週間で100ドル近く上昇するハイペースで、今後急落を懸念する声も出ている。またPS(ポリスチレン)の市況も上昇傾向にはあるものの、SMの市況についていけるかどうかは見通しにくい状況だ。現在も需給はタイとバランスで推移しており、「実際の取引はほとんどない中で、数字(市況)だけが一人歩きしている」(市場関係者)といった声も聞こえてくる。 |