2000年01月13日 |
POインフレフィルムの出荷、11月は前年の3.6%増 |
メーンのLDPE一般フィルムが今年最高の伸び率 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合 |
日本ポリオレフィンフィルム工業組合は13日、ポリオレフィン・インフレーションフィルムの昨年11月の出荷実績をまとめた。それによると、総出荷量は前年同月の実績を3.6%上回っている。前年同月に対する伸び率としては8月の3.4%を抜く最も高い比率となった。これには、実需が回復してきたのに加えて、いわゆる”2000年問題”と製品値上げとを睨んで前倒し需要が発生したことがあるていど影響していると見られている。 品種別実績の中では、主力のLDPE一般フィルムが前年同月比104.1%という高い伸びを遂げている点が注目される。HDPEのメーンの強化極薄フィルムは逆に2.6%のマイナス成長となっている。 こうした結果、1月から11月までの総出荷量は前年同期の1.2%増となった。一昨年の年計は5.3%減と不振であったが、昨年の年計はどうやらわずかながらプラスに転じたと見てよさそう。 http://www.c-nt.co.jp/data/po/1999film.html">1999年ポリオレフィンフィルム出荷実績 |