| 2000年01月12日 |
| アクリル酸および同エステル、国内二次値上げ機運強まる |
| 原料価格上昇で、一段の採算悪化進む |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
アクリル酸の国内値上げ交渉は、昨年9月に決着したエステルに続き、年末までにほぼ浸透したが、値上げ打ち出し時に比べ、ナフサをはじめとした原料価格が一段と上昇していることから、メーカー各社では第二次値上げに向け検討を本格化させている。 アクリル酸および同エステルの値上げ交渉は、昨年夏にキロ当たりアクリル酸が10円、同エステル20円幅で打ち出されたが、それぞれ15円、10円弱と圧縮されての決着となっている。 メーカー側では、値上げ打ち出し時のナフサ価格が15,000円で計算していたことから、現在の水準である19,000円強よりも4,000円以上安く、一段と採算が悪化、早急な改善を進めたいとしているもの。仮に4,000円のナフサ上昇により、アクリル酸エステルベースでキロ5円の採算が悪化しているとしており、少なくとも10円幅での価格是正が必要としている。 一方の原料であるアルコール価格は海外市況が上昇してきており、国内価格の動向によっては、新年度を睨んでの値上げ打ち出しがありうるものとされている。 |