2000年01月07日
SADAF、既存設備のデボトル後立ち上げに失敗
1月下旬に復帰/第2期50万トン設備稼働は秋以降
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 サウジアラビアのSADAFは、既存のSM(スチレンモノマー)年産50万トン設備について、昨年11月末から12月末の定修中に5万トンのデボトル増強を実施したが、その後立ち上げに失敗している。現在の稼働状況については、様々な憶測を呼んでいるが、1月下旬には完全に再稼働する見通しだ。
 同社は、SABIC(サウジ基礎産業公社)とシェル100%出資のペクテンの折半出資会社で、アルジュベールに年産50万トンのSM設備を有している。昨年11月末から12月末にかけて実施した定修中にボトルネックを解消、能力を5万トン引き上げ、年産55万トンに拡大した。
 その後立ち上げを試みたものの、メカニカルトラブルが原因でうまく再稼働できず、業界内では「80%程度までしか稼働率が上がらない」あるいは「まったく動いていない」など、情報が錯綜している。ただし、1月下旬には復帰する見込みであることが明らかとなった。
 なお同社は、今年半ばにも第2期年産50万トン設備の完成を予定していたが計画は遅れ気味で、稼働は今年秋以降にずれ込む見通し。