2000年01月05日
か性ソーダの豪州向け輸出価格、上半期分130ドルへ上昇
前期比7割以上上昇、今年の日本からの輸出余力は減少
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 か性ソーダのオーストラリア向け輸出価格は、米国サプライヤーを中心に値上げ交渉が進められ、今年の上半期(1~6月)分はCFR・トン130ドルと前期と比べ7割以上も上昇しての決着となった。
 か性ソーダの輸出価格は、主としてオーストラリアのアルミナメーカー向けに米国・中東・日本サプライヤーなどとの間で決まっているが、前期である1999年下半期の75ドルから55ドル上昇しての決着となったもの。
 しかし、1999年上半期が150ドルであったこと、原油高による電気料金の上昇もあって値戻しにすぎないとの見方もされている。
 日本からも大手メーカーの輸出への本格参入などもあって、昨年は全体の輸出量90万トン弱に対し、オーストラリア向けが年間70万トン強を占めている。オーストラリア向け輸出は長契ベースでの取引であることから、今年についても引き続き堅調な状況が続くと見られている。
 しかし、一方の塩素誘導品が紙・パルプ向け分野の代替から需要減少が見込まれる一方、か性ソーダの内需も堅調に推移していることから、日本からの輸出余力は減少するものとされており、各社の生産・供給体制の動向に注目が集まっている。