1999年12月22日
芳香族の来年上期の需要、ベンゼンとキシレンが減少
需要動向研究会、SMとPXの内需が縮小との予想
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 通産省基礎産業局は22日、芳香族についても石油化学産業基本問題懇談会需要動向研究会がまとめた今年下期の需給実績見込みと来年上期の需要見通し(別表)を明らかにした。
 それによると、今年下期の実績見込みは3品目とも前年同期を上回っているが、来年上期はベンゼンとキシレンがマイナス成長に変わるとの結論になっている。
 今年下期の3品目の需要と生産が全てプラスになったとの想定の要因としては、ベンゼンの場合で言えばシクロヘキサンとフェノールの需要が、またトルエンではTDIと不均化の需要が、そしてキシレンはパラキシレンの需要が内外ともに好調であったことが挙げられている。
 一方、来年上期のベンゼンの需要の縮小については、主要誘導品であるSM(スチレンモノマー)の国内需要が減少する見通しにある点を要因に挙げている。SM関係業界筋の間には10%強の縮小になるとの見方を取る向きが多い。
 キシレンの縮小予想は、パラキシレンの需要が国の内外ともに縮小する公算が濃厚なためという。

http://www.c-nt.co.jp/data/miti/f200012.html">2000年上期需要見通し(表)