| 1999年12月13日 |
| ANアジア市況、800ドルを巡る攻防続く |
| 新年の不需要期を控え、ユーザーの下げ圧力強まる |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
AN(アクリロニトリル)のアジア市況は、新年のファイバー向け需要の一服を控えてユーザーの値下げ要求が強まっているが、メーカー側では原料コスト、採算面から引き下げは難しいとして、現在はCFR・トン800ドルを巡っての攻防が続いている。 ANのアジア市況は、アジア各国での需要の立ち直り、大手メーカーのプラント火災事故などから10月に入って600ドル台から800ドル台半ばに急上昇していた。11月中旬には大手メーカーのプラントが復旧、市況動向に注目が集まっていた。 現在は1月分を中心に交渉が進められているが、メーカー側では依然として800~850ドルでオファーを出しているものの、ファイバーを中心としたユーザー側は800ドルを切る水準でのビットを出している。 商社筋では、新年の不需要期を控えて一段とユーザーの下げ圧力が強まっていくものと見ているが、メーカー側も依然として採算的に厳しい状況であることから、しばらくは一進一退の攻防が続くと見ている。 |