1999年12月08日
EGアジア市況、ポリエステル需要一服で600ドル割れに
UCCなど、1Qコントラクトは620ドル打ち出し
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 EG(エチレングリコール)のアジア市況は、ポリエステル繊維向け引き合いが一段落したことから弱含みの展開が続いているが、一部東南アジアメーカーがスポット価格をCFR・トン580ドルでアナウンス、今年9月以来の600ドル台維持が微妙になってきている。
 EGのスポット市況は、中国を中心としたポリエステル繊維向け引き合いが好調なことから、9月には600ドルに乗せ、10月中旬には700ドル目前での取引となっていた。
 11月も原料エチレン価格が軟化するカナダでの港湾労使問題による輸出への影響、一部トラブルなどにより600ドル台後半での高止まり状態で推移していた。
 しかし、今月に入りポリエステル向け引き合いが不需要期もあって軟調に推移しており、ここへ来て一転して市況軟化が進んでいるもの。
 一方、アジア向けコントラクト(長契)価格についても10月CFR・トン550ドル、11月580ドル、12月620ドルと上昇が続いていたが、来年1月についてはUCC、SABICがステイの620ドルでアナウンスを開始している。
 業界筋では、1月は通常も不需要期であることに加え、今回は2000年問題の在庫積み増しの影響が出てくることが予想されており、需要動向を慎重に見極めたいとの声が広がっている。