| 1999年11月29日 |
| 米ダウ・ケミカル、ネット取引の代行業者をケムコネクトに選定 |
| ケムコネクトの株式取得~電子商取引戦略を推進 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
ダウ・ケミカル日本は29日、米国のザ・ダウ・ケミカル・カンパニーがインターネット取引およびオークションを代行する第三者買付け機関として「ケムコネクト」を選定した、と発表した。ダウは、ケムコネクトの株式を取得、コーポレートメンバーとなり、この結果ケムコネクトは、ダウがインターネットを通じた化学品およびプラスチック原料の国際調達で用いる専属代理店となる。今回の提携は、電子商取引によって付加価値を創出可能な全分野における電子商取引の効果を統合するダウの戦略をさらに一歩進めたものとなる。 ダウの国際調達担当副社長のゲイリー・ポーリングは、「ダウのような大手化学技術企業にとって、成長戦略上必要なステップである。ケムコネクトは、オープンで中立的な市場で世界中の売り手と買い手がリアルタイムで交渉できる機会をダウに与えてくれる。ダウは、今後の経過を見てサプライヤーが競りを展開できるケムコネクトのプライベート・ディーリング・ルーム利用することなど、長期的な取り組みを考えていく」と述べている。 ケムコネクトのワールド・ケミカル・エクスチェンジは、規模の大小を問わず化学品メーカーの電子商取引能力を強化し、あらゆる種類の化学品およびプラスチックの24時間取引を国際的に行うことができる。現在、ワールド・ケミカル・エクスチェンジを活用している企業は2,500社にのぼり、世界の化学品メーカー上位25社のうち80%を含んでいる。ダウもこれまでに事業部門がすでにケムコネクトを使って原料の買付けと販売をおこなっている。 ケムコネクトとの提携は、ダウの包括的電子商取引戦略に沿ったものであり、ダウの電子商取引能力は各顧客との取引の具体的ニーズを満たすよう設計されており、利用者に付加価値をもたらすことに重点を置いている。またダウは最近、登録済みの顧客に取引用電子商取引機能へのオンライン・アクセスを提供する顧客別エクストラネット、My Account@Dowの稼働開始を発表している。ダウの統括責任者であるデーブ・ケプラーは、「SAPを実施する共通のコンピューター・プラットホームを備えたダウは、電子商取引を実施するうえで有利な位置にある。当社は現在、インフォメーション・テクノロジーで築き上げた能力の拡大と、顧客やサプライヤーとのインタラクション(相互作用)を充実させるためのプロセスに注力している」と語っている。 |