2002年06月19日
三菱化学、19日に黒崎でBPA設備の竣工式
年産10万〓プラントの本稼動開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱エンジニアリングプラスチックス、三菱化学、三菱ガス化学

 三菱化学は19日、同社黒崎事業所内でビスフェノールA(BPA)の製造新プラントの竣工式を行なった。
 
 今回の新プランントの設備規模は年産10万〓。昨年1月に着工、今年3月に完工したあと試運転を経て6月から本格運転に入っている。これで同社の総設備規模は、鹿島事業所の既存設備を合わせて同20万〓となった。

 今回の新設備の建設は、コンパクトディスクや自動車部材などに幅広い用途を持つポリカーボネート(PC樹脂)と、エポキシ樹脂の需要の拡大に対応してのもの。うちPC樹脂については、三菱エンジニアリングプラスチックスや三菱ガス化学など国内外の主要関連企業と密接に連携しながら事業の拡充を図っているところ。同樹脂の需要は世界的に高成長を遂げており、今後も年率10%程度の伸びが見込まれている。
 
 一方同社は現在、鹿島事業で平成15年7月の完工を目標にBPAの原料のキュメンとフェノールおよびアセトンの能力増強工事を進めている。完成後の設備能力はキュメンが34万〓、フェノールが25万〓、アセトンが15万〓となる。
 なお同社では、今年10月に鹿島事業所のBPA設備の一部に同社が開発した新規高性能触媒を導入、生産の効率アップと品質の向上を図ることにもしている。