2002年06月20日
汎用4樹脂の5月の国内向け出荷は軒並み前年超え
輸出は逆に4樹脂全てが縮小
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 汎用4樹脂の5月の出荷数量は、ポリオレフィン3樹脂がいずれも前年同月の実績を若干下回ったものの、ポリスチレン(PS)は2ヵ月連続で前年超え(6%増)となった。PSの総出荷量が前年を上回ったのは国内向けが電機工業用を除いて大きく伸び(9%増)たため。
 
 ポリオレフィン3樹脂がマイナス成長となったのは、輸出が軒並み大幅に縮小したことによる。3樹脂の輸出は、LDPEが13%、HDPEが27%、PPが45%それぞれ縮小した。
 しかし国内向け出荷は、3樹脂全てが前年を上回った。LDPEはわずか41tの増加であり、HDPEも1%の微増だが、PPは6%増えた。LDPEは昨年5月いらいの、またHDPEは昨年6月以来の前年同月超えである。
 輸出が減少したのは、最大の輸出先である中国からの引き合い価格が下がったため多くの樹脂メーカーが安値契約を見送ったせいと見られている。
 
 汎用4樹脂の5月の生産・出荷実績は以下の通り。かっこ内は前年同月比。
 
 [LDPE]
 ▽生産  =140,000t( 92%)
 ▽内需  =127,500t(100%=41t増)
 ▽輸出  = 14,900t( 87%)
 ▽出荷合計=142,300t( 98%)
 ▽在庫  =348,500t(103%)
 
 [HDPE]
 ▽生産  = 85,800t( 88%)
 ▽内需  = 77,600t(101%)
 ▽輸出  = 10,600t( 73%)
 ▽出荷合計= 88,300t( 97%)
 ▽在庫  =209,700t( 93%)
 
 [PP]
 ▽生産  =199,200t( 83%)
 ▽内需  =208,000t(106%)
 ▽輸出  = 15,400t( 55%)
 ▽出荷合計=223,400t(100%=193t減)
 ▽在庫  =446,300t( 84%)
 
 [PS]
 ▽生産  = 83,600t(100%=70t増)
 ▽内需  = 80,800t(109%)
 ▽輸出  =  9,300t( 83%)
 ▽出荷合計= 90,200t(106%)
 ▽在庫  = 74,800t( 56%)