| 2002年07月01日 |
| KPC、ナフサのプレミアムで歩み寄り |
| オファー価格、トン当たり7.75ドルに縮小 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
クウェート石油公社(KPC)とアジア各国の石油化学企業や商社との間で約2週間にわたって続けられてきたナフサのプレミアム価格交渉がいよいよ大詰めの段階にきた。KPCは、トン当たり7.75ドルに下方修正する最終案を先週末に提示し、各国に回答を迫った。各国とも今週末までに回答する構えだが、これを受け入れるほかないと見られる。 今回の交渉は、今年8月から来年7月までの1年間に取り引きする石油化学用ナフサの価格のプレミアムをいくらにするかを決めるためのもの。当初、日本、韓国、台湾などアジアの輸入各国は、今年3月から来年2月までの1年間の契約分と同じトン当たり5ドルに据え置くことを要求、これに対してKPCが同9.5ドルに底上げしたいと回答してきたため話し合いは膠着状態に陥っていた。 そうした事態を打開すべくKPCが先週末に打ち出してきた修正案が同7.75ドルというもの。日本や韓国などの石油化学企業や商社が、先にサウジ・アラムコと間で取り決めたサウジアラビア産のナフサの今年7月から年末までのプレミアムは、軽質NGLが同9.25ドル、フルレンジナフサのラビ積みが同7.25ドル、ジュベール積みが同6.25ドルとなっている。これに比較すると、今回のKPCの最終オファーは容認できる範囲だと指摘する関係者が多い。 日本が昨年1年間に輸入したナフサの数量は、約2,835万1,000klで、2年連続で3,000万klを割り込んだ。このうちの27.7%は韓国からの輸入で占められている。クウェートからの輸入量は446万1,000klで、韓国に次ぐ規模となっている。構成比は15.7%で、産油国の中ではもっとも高い。 |