| 2002年07月02日 |
| エチレンセンター11社の3月期決算、経常利益4分の1に「激減」 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター11社の02年3月期(01年度)決算は、景気低迷が続く中、売上高で前年度比10.1%減、経常利益は73.6%減の大幅な減収減収となった。経産省化学課が2日集計し、発表した。 それによると、01年度のエチレン生産量は720万5,000トンと、需要の落ち込みから前年比4.8%減少した。しかし、デフレに伴う製品市況の悪化や、原料価格上昇分の製品価格への転嫁の遅れなどから、収益面への影響はそれ以上に大きく、売上高は2兆3,267億円と、前年度比10.1%のマイナスとなった。 11センタ-合わせた経常利益は241億円で、前年の913億円からほぼ4分の1、73.6%も落ち込んだ。これまでの収益推移をみると、1996年度(平成8年度)の大不況時に経常利益が208億円に落ち込んだ例がある。しかし翌年からはどうやら持ち直し、97年度486億円、98年度343億円、99年度910億円、00年度913億円と、この2年は増加をみせていた。業界にとっては経営環境の厳しさが浮き彫りとなった。売上高経常利益率もわずかに1.0%と、大きく2.5ポイント低下した。 なお、11社の非石油化学部門を含む全社の売上高は36,023億円(7.5%減)、経常利益634億円(57.5%減)、売上高利益率は1.8%で2.0ポイントの低下となった。 |