2002年07月02日
「アセアン対話」アンチダンピング問題など活発に、本庄課長
【カテゴリー】:行政/団体
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 第経産省の本庄孝志化学課長は2日記者会見し、6月27-28日マレーシアで開催された7回化学産業専門家会合「アセアン対話」(AMEICC・WGCI)について、「スペシャリティーケミカルの動向や、中国のアンチダンピング問題など、新しいテーマも取り上げられ、突っ込んだ意見交換が行われた」など、要旨次のとおり語った。
 
(1)会議では、これまでの世界の石化産業の需給見通しや環境、安全問題のほかに「アセアン各国のスペシャリティー化学の現状と展望」「中国のアンチダンピング調査問題」「AFTAの進捗状況」など、互いに関心のある新しいテーマも取りあげられ、突っ込んだ意見交換を行った。

(2)スペシャリティー化学については、米SRIコンサルティングから各国のユーザー産業を中心に需要動向の分析結果が示され、活発な論議が展開された。いまや各国の関心は石油化学以上に高まりつつあるという印象だった。日本の企業に投資を増やしてほしいといった声も多く出た。

(3)中国のアンチダンピング調査問題は、一部品目がアセアン諸国も対象になっているが、中国が重要な市場だけに、きちんとした対応が必要だ。どういった点に注意すべきか、中国に対してはWTOルールを守ってほしいし、今後必要があれば、各国一致して予防的措置を講じ、解決に努力するなどの点を確認した。

(4)日本の産業側から、一部の化学製品について、日本の薬事法の基準をはるかに超える不純物を含んだ商品が「模造品」として出回っているとの指摘があった。リスクアセスメントの規制体系構築、運営についての認識が高まったといってよく、環境対策やレスポンシブルケアなど安全管理の問題にも熱心だった。会合を重ねるにつれて理解が深まり、定着しつつあるという印象を受けた。

なお、次回は03年3月、タイのバタヤで開催することで合意した