| 2002年07月08日 |
| 化学工業の設備投資横ばい、石油化学は大幅増加 |
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経産省化学課は8日、同省がまとめた平成14年度春の設備投資調査のうち、化学工業関係分の調査結果を発表した。投資額のトータルは5,334億円で、13年度実績見込みの5,327億円に対し0.1%増と、ほとんど横ばいだが、業種別投資では石油化学が29.7%増と前年度に続き大幅増加した。また目的別投資では、生産関連投資のウェイトが前年の37.4%から40.8%へと増加した。 化学工業の過去5年の設備投資動向をみると、景気の低迷から10年度9.5%減、11年度20.1%減とこの両年度は前年比減少したが、12年度からは増加に転じ、同年度2.2%増、13年度10.0%増、14年度も0.1%増見込みとなった。 14年度計画(108社ベース)は、国内需要環境への慎重な見方や、有利子負債圧縮を優先する企業が多く、減価償却の範囲内を目安にするところが多い、一部にはIT関連や石化関連で積極的な投資を行う企業も見られるという。 <業種別動向> 共通企業ベース13年度実績見込額 →14年度計画額 石油化学 32社ベース:1,004億円→1,302億円(29.7%増) 無機化学 28社ベース: 867億円→ 899億円( 3.7%増) 有機化学 40社ベース:1,524億円→1,299億円(14.8%減) 化学肥料 14社ベース: 19億円→ 17億円(11.3%減) その他化学 30社ベース:1,914億円→1,818億円( 5.0%減) ゴム製造 14社ベース: 617億円→ 674億円( 9.3%増) プラスチック 製品製造 35社ベース: 856億円→ 740億円(13.6%増) <目的別動向> 生産能力増強:37.4%→40.8% 更新・維持・補修:20.8%→20.7% 研究開発:11.0%→11.0% 合理化・省力化: 8.7%→ 7.2% <資金需要> 長期資金の運用計画は 設備投資所要金額76社ベース:4,960億円→4,570億円 投融資額76社ベース:1,847億円→1,465億円 一方、調達計画は 社債76社ベース:▲397億円→▲918億円 借入金76社ベース:▲267億円→91億円 内部資金76社ベース:5,532億円→6,934億円 うち減価償却76社ベース:4,430億円→4,283億円 |