| 2002年07月24日 |
| 「日本の輸入・通関手続は高コスト」経産省発表 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
経産省は24日、「わが国の輸入通関・港湾利用手続に要する費用や時間は、電子化が進んでいるシンガポールに比べて著しく高く、遅れている」とする「対日アクセス実態調査」結果を発表した。 調査は、海外輸送貨物の輸入に要する行政手続に焦点を当て、輸入・港湾手続の電子化の進捗状況から、手続に要する費用と時間、必要書類などについて実態を具体的に調べシンガポールの場合と比較した。 その結果1インボイス(コンテナ)当りの費用と時間では、日本は輸入手続に490円、14時間かかるのに対し、シンガポールは18円、1時間58分、他法令手続に日本は9,800円、2時間20分(シンガポールは通関手続と一括)、通関手続に日本は14,350円、9時間20分、シンガポールは1,715円、1時間25分、CY搬出手続に日本は1,750円、30分、シンガポールは720円、1時間10分。 これらの手続にかかる費用と時間の合計は、日本の26,570円、23時間13分に対して、シンガポールは2,596円、4時間38分、なんと日本は費用で10倍、時間で5倍もコストがかかっている事が明らかになった。また日本も電子手続主体にすれば、合計費用は11,431円、時間も12時間23分に短縮できることもわかった。 わが国の貿易手続が「煩雑」かつ「高コスト」であるとの指摘は、これまでにも各界からあったが、今回の調査はこれを裏付けた形となった。「今後は手続に電子媒体を用いることで、どの程度物流に関わる民間事業者の経費を削減し、より効率的な物流体系の構築を促進できるかをさらに検証していきたい」と報告書は述べている。 |