2002年08月06日
ポリオレフィンフィルムの出荷、5月は7万3,659t
レジ袋などの不振で前月を8.9%下回る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合

 日本ポリオレフィンフィルム工業組合連合会は6日、同組合加盟のポリオレフィンインフレーションフィルムメーカーによる5月の出荷実績をまとめた。
 
 それによると、同月の総出荷量は7万3,659tで、前月の実績を8.9%下回っている。ただし、前年同月との比較は、今年1月から同組合の集計の方式が変更されたため明らかでない。
 5月の出荷の品種別の実績は、LDPEフィルムが4万6,005t(前月比90.3%)、HDPEフィルムが2万5,063t(同93.5%)、IPPが2,591t(同86.3%)--となっている。全体の出荷数量が前月を下回ったのは、輸入品が拡大の一途にあるHDPEのレジ袋が9.4%減となったのと、農ポリがオフシーズン入りのため44.3%縮小したことによるところが大きい。

 1〜5月の累計は37万1,170tで、うち、注目のレジ袋は6万2,885tとなっている。