2002年08月12日
フラットヤーン製品の上半期の推定出荷量、2万4,319t
前年同期の88%にとどまる、安価な輸入品の増加が影響
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 日本フラットヤーン工業組合の集計によると、フラットヤーン製品の今年上半期(1〜6月)の総出荷数量はアウトサイダー分の推定を含めて2万4,319tとなった。前年同期の実績を12%下回っている。これには、安価な輸入品の増加が大きく影響していると見られる。
 
 総出荷量2万44,319tのうち、PP(ポリプロピレン)製品は前年同期比9%減の1万718t、HDPE製品は同15%減の1万3,601tとなっている。HDPE製品の落ち込みが特に目立つ。
 
 一方、出荷全体のうちのインサイダー分は、同16%減の1万8,559tとなっている。このようにインサイダーによる出荷の減少幅が特に大きい点は軽視できないところ。これには、同製品事業に行き詰まったり、将来性に見切りをつけたりして転廃業するところが出たことも少なからず作用している。
 
 インサイダーによる出荷のうち、PP製品は同10%減の7,668t、HDPE製品は同20%減の1万891tとなっている。この場合もHDPE製品の落ち込みが目立つ。
 
 用途別では、PP製品の主力のカーペット基布向けが9%減となったことや、HDPE製品の最大消費分野のクロスシート向けが13%減となったことなどが目を引く。