| 2002年08月21日 |
| 出光石化、PCの新価格への切り替えを実現 |
| 需給の逼迫が追い風、輸出価格も改善 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
出光石油化学が取り組んできたPC(ポリカーボネート)の国内販売価格の修正交渉が順調に進展、その結果、8月1日以降の同社の出荷分は全て新価格に切り替えられてきている。 今回の価格修正は、今年春以降のナフサの高騰に伴う採算割れを補うためのもの。上げ幅は1キログラム当たり25円となった。当初は需要家の抵抗が強かったが、需要が内外ともに活発化して需給が極度に逼迫してきたことが同社に取って追い風となり、結局は全品種にわたっての改善が実現した。 また、これに並行して進めてきた輸出価格の是正も中国など消費国の多くの需要家に受け入れられつつある。一般グレードの8月渡し分は、7月分をCFRトン当たり50ドル上回って2,000ドル近くに達している。4月の平均価格に比べると約300ドルのアップとなる。 もっとも同社では、それでもなおナフサ高に伴うコストアップの全てを転嫁できていないとしている。このため、国内価格については9月から10月にかけて同15円の再値上げを実施したい意向を示している。一方の輸出価格は、9月渡し分をさらに同50ドル引き上げる考え。 |